教授挨拶

山梨大学医学部眼科学教室をご訪問いただきありがとうございます。

本教室は1984年に故塚原重雄先生が初代の教授として主宰され、1999年からは飯島裕幸先生が2代目教授として、現在は私が第3代教授を担当させていただいております。

眼科の担当課題である視機能を守り高い生活の質を維持するということは、100歳社会を迎える中で重要性がますます増加しております。本教室は多くの仲間とともに地域の患者さんの眼を守ることを最優先とするとともに、より広い観点から眼科学を捉えて、広く世界の人々の視機能を守るための取り組みを行っています。さらに従来の眼科学を超えて眼を1つの生体のバイオマーカーとして眼科領域を超えて健康を守るための取り組みも進めています。

デジタル社会の急速な進歩によって大量な情報が瞬時に世界を駆け巡る今日、眼科も大きく変革をしなければいけない時代に突入していると思います。人工知能の眼科を含む医学への導入は急速に進んで来ると思います。従来の枠組みや考えに捉われず、他領域の研究者の方々と協力して、多くの皆さんが人生を謳歌することが出来るような社会を作るための貢献を、眼科学の立場から常に続けていきたいと思っております。

山梨県は人口80万程度のコンパクトな県ですが、霊峰富士や八ヶ岳など多くの山々や富士五湖、昇仙峡など多くの自然に恵まれ、四季折々の風景やおいしいワインなどの食べ物を楽しむことができます。また東京に隣接しており、新宿まで特急で90分、将来的にはリニア新幹線が開通予定で品川まで20分ほどで移動できる予定です。教室の発展には人材は不可欠です。この恵まれた環境の中で、生活をエンジョイしながら、よりよい社会への貢献を多くの皆さんと進めていきたいと思います。ご興味のある方は是非ご連絡を頂ければと思います。

教授(科長)柏木賢治

教授(科長)柏木賢治